空き家を放置するとどうなる?

こんにちは!宮崎県延岡市の不動産会社、東禮(とうらい)クリエイトです。今回もまた『空き家』についてのお話です。年々増加する空き家、現在は全国で900万戸超が該当し、30年前の約2倍になっているそうです。弊社のある宮崎県延岡市も例にもれず、さまざまな場所に空き家であろう放置された家が見られます。所有者の方が遠方にお住まいであるなど、何かと事情はあると思いますが、放置し続けるのは大変危険です。

  • メンテナンスされないと、雨漏りやシロアリ被害、カビの発生などで急速に劣化。
  • 台風や地震で倒壊する可能性も。
  • 空き家は犯罪の温床になりやすい(不法侵入、放火、ゴミの不法投棄など)。
  • 特に夜は人目がなくて危険。
  • 景観の悪化(草木が伸び放題、ゴミだらけ)。
  • 害虫や動物(ネズミ、ハチ、猫など)の住みかになる。
  • 固定資産税や都市計画税はかかり続ける。
  • 特定空家に指定されると、税金が上がるケースも。
  • 周辺の不動産価値に悪影響。
  • 売却も賃貸も難しくなる可能性。

簡単に以上のことで所有者の方が損害を被る恐れがあります。相続などさまざまな理由で放置している空き家に心当たりがある方は是非一度不動産会社にご相談することをお勧めいたします。

『どこの不動産に頼めばいいか悩む』『不動産に頼むとお金がかかる』『手続きをする時間がない』『ボロボロだからもう売れないと思う』などなど、ご心配も多いと思いますが、聞いてみることで不安が少しずつ解消されるのではないでしょうか。お金の面が心配だという方も多いので、『不動産を売却する際にかかる費用』のご紹介をします。

  • 不動産会社を通して売却する場合にかかる。
  • 通常は「(売却価格 × 3%)+ 6万円」+ 消費税。
  • 800万円以下の低廉な空き家等(空き家・空き地)の場合は30万円+消費税。
  • 所有権移転登記に必要な書類の取得(登記簿、評価証明書など)
  • 司法書士に依頼する場合:数万~15万円程度
  • 土地が絡む場合や境界が曖昧な場合に必要。
  • 目安:30万~100万円くらい(条件によって大きく異なる)
  • 建物を解体して土地だけ売ると売れやすくなることも。
  • 木造一戸建て:坪3~5万円くらい
  • 平均で150万~300万円くらいが目安(立地や面積等条件によって変動)
  • 売却益が出ると、所得税・住民税がかかる。
  • 所有期間で税率が変わる:
所有期間税率(所得税+住民税)
5年以下(短期)約39%
5年超(長期)約20%
  • 固定資産税(売却のタイミングによって日割り精算)
  • 引っ越し費用(住んでいた場合)

実家を相続して売る場合など、要件を満たせば譲渡所得から3,000万円を控除できる制度もあります。

  • 亡くなった人が居住していた。(晩年に施設に入居していた場合も証明があれば可)
  • 相続してから3年以内に売却
  • 1981年以前の旧耐震基準の建物(売却前に解体または耐震改修が必要)

以前のブログの中でもご紹介した、自治体の解体費用助成金の制度もご確認下さい。

せっかくの財産であるお家なので、放置せずに有効利用できるようにしたいものですね。今は誰も使っていないお家でも、欲しいと思っている方がいらっしゃることもあります。上記のような危険の不安を持ち続けるよりも、新しい所有者さんに届けられるように我々も全力でお手伝いさせていただきますので、是非ご相談下さい。

ご相談・お問合せは、宮崎県延岡市川島町の不動産会社(宮崎県内全域受け付けています。)

東禮(とうらい)クリエイトまで!

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