こんにちは!宮崎県延岡市の不動産会社、東禮(とうらい)クリエイトです!!
10月は宅建試験がある月です。毎年この時期になると思い出します。私自身は、不動産業とは無縁の異業種で仕事をしていた時に受験したので、まさに『日本語(の意味)が分からない…』状態からのスタートでした。特別、勉強も得意ではないので苦労しましたが、何とか無事合格して現在に至ります。
なぜ宅建を受けようと思ったのか、きっかけについては長くなるので…また次回ということで((笑))今年もあと1週間程度(10月11日現在)で今年の宅建試験が行われます。しかし、不動産業界ではない方々は、『宅建てどんな試験?』なのかあまり知らないかもしれませんね。私も今までは、何回も転勤で賃貸アパートの契約をする際には宅建士の方から説明をされていたはずですが、宅建や宅建士のことを意識することはありませんでした。
そこで今回は宅建について書いてみます。
「宅建士(たっけんし)」とは、正式には **「宅地建物取引士(たくちたてものとりひきし)」**といい、日本において不動産取引を行う際に必要な国家資格を持った専門家のことです。
🏠 宅建士とは?
宅建士は、不動産取引におけるトラブル防止や消費者保護のために、法律や実務の専門知識をもって以下のような業務を行います。
✅ 宅建士の主な仕事(法定業務)
- 重要事項の説明(重説)
- 不動産の契約前に、その物件の権利関係や法的制限などを買主や借主に説明します。
- この説明は宅建士しか行えません。
- 重要事項説明書への記名
- 上記の説明内容をまとめた書類に宅建士として記名します。
- 契約書への記名・(※押印)
- 売買契約書・賃貸契約書にも宅建士の署名が必要な場合があります。
📚 宅建士になるには
- 宅建試験に合格する
- 年1回(10月)実施される国家試験で、合格率は約15~17%前後。
- 試験科目には民法、不動産登記法、建築基準法、法令上の制限、宅建業法、税法などが含まれます。
- 登録と宅建士証の交付を受ける
- 合格後、実務経験または講習を受けて登録し、「宅地建物取引士証」を取得します。
🏢 宅建士が必要とされる職場
- 不動産会社(売買・賃貸仲介)
- ハウスメーカー・建設会社
- 金融機関(住宅ローン審査など)
- 不動産管理会社
- 一部の公的機関や地方自治体
- 宅建業者(不動産会社など)は、従業員5人につき1人以上の宅建士を置くことが義務付けられています。
- 宅建士は不動産業界だけでなく、法務・資産運用の観点からも重宝される資格です。
今回、宅建試験を受験される皆様!お役に立つかわかりませんが、私が試験当日に『やって良かった!』と思ったことは、時間ギリギリまで問題とにらみ合ったことでした。最後までわからない(迷った)問題を、考えて考えて、残り何秒かの所でマークしましたが、それが何と正解していました!単なる偶然かもしれませんが、もしかすると、諦めずに粘ることが運を味方につけるのかもしれません。是非頑張ってください!
東禮クリエイトでは、土地建物の売却査定、売買仲介を中心にご相談承っています!